2024/02/21
[2024年問題」と宅配ボックス
宅配ボックスが注目される「2024年問題」
これから家を建てる人には関わりの深い内容になってくる
宅配ボックス! なぜなぜ??
今年4月からトラックドライバーの時間外労働に960時間
の上限規制が適用されて労働時間が短縮されることで、
輸送能力が不足し「物が運べなくなる」可能性が懸念され
社会問題化すると言われています。
国交省の調査によると、届け先の留守による再配達の率は、
2023年4月時点で11.4%にも上り、物流の負担となっている再配達を、
2024年度には6%にまで減らすことを目標に掲げています。
そこで再配達荷物を減らす策として
宅配ボックスが注目されているというわけです。
宅配ボックスが設置されていない住宅では、
玄関などへの「置き配」が利用されていますが、
置き配ですと、「荷物濡れ」「盗難」「届かなかった」
などのトラブルが発生しているのも事実です。
ある市ではそのようなことを踏まえ新築される
マンションなどへ宅配ボックスの設置を義務付ける
条例の改正案が提出されました。
他にも同様の条例が検討されている自治体もあり、
義務化が広がる可能性もあります。
しかしながら、設置にはスペースの確保や費用面が
大きな課題となっております。
そこで設置費用を国交省が補助する動きもあるそうです。
年々、社会的なニーズの高まりとともに、
宅配ボックスはより一層注目される設備となることでしょう!
業者側にとっては再配達の負担が減る。
利用者側にとっては紛失盗難無く、確実に届けてもらえるという利点。
宅配ボックスの設置義務化の動きが加速しそうですね!